本堂 観音堂 ミニ西国 毘沙門堂 地蔵尊 鐘楼 茶室 永代
供養墓
北向き地蔵 きたむきじぞう



境内の南東の隅に北向きに小さなお堂が建っています。
この可愛い三体の地蔵は、とりわけ地域の信仰を集めています。
2000年(平成12年)には、その信者さんたちの浄財で、お堂も新しくなりました。なかなか霊験あらたかといわれています。

水子地蔵 みずこじぞう


参道を登るとすぐ左の木立の中に、スックと立っておみえです。
毎月23日には、お経をあげ詠歌をお唱えして供養をします。

まだまだ新人のお地蔵さんですが、それだけに丁寧に供養されています。
ときおり若い女性が一心に拝んでいる姿を見かけます。


六地蔵 ろくじぞう



墓地の入口には、きまってこの六地蔵がまつられています。
お墓参りの人は、必ず手を合わせます。

衆生は六道を輪廻(りんね)するとされています。死んでも六道(人・天・地獄・餓鬼・畜生・修羅)のどこかに生まれ変わるというわけです。後半はなんだか恐ろしげな世界ですね。このどこの世界に生まれ変わっても救ってくださるのが六地蔵。ちなみに、この輪廻から飛び出すのが「成仏」あるいは「解脱」です。そうなるともう、六道の世界で迷うことはなくなります。
ひだまり地蔵   ひだまりじぞう



墓地から西の路地に出る途中に立っておられます。

仙台の秋保に住む平泉正司さんの彫ったものです。

下は如意輪観音ですね。

お地蔵さんは「ひだまり地蔵」と名付けました。「ひだまり地蔵の前で恋人たちが待ち合わせ」なんてことになったら楽しいのだけれど、残念ながらそういうロマンチックなロケーションではありません。

このあたりは、土地の所有関係が曖昧で、いわば境界領域。
近所の人がゴミを捨てたり、刈った草を捨てたりしていました。

「ゴミ捨てるな」なんて看板を立てるのもいただけないので、東北生まれのお地蔵さんと観音さんに番をしてもらうことにしました。

以来、ゴミを捨てるどころか、誰かが草まで刈ってくれるようになりました。
もう5年目になるけど、まだ刈ってる人の姿を見たことがありません。だから誰なのか、いまだに分かりません




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