本堂 観音堂 ミニ西国 毘沙門堂 地蔵尊 鐘楼 茶室 永代
供養墓
毘沙門堂 びしゃもんどう


観音堂のうしろ、東に向いて建つ毘沙門堂。

長谷寺の3つのお堂の中では一番古びた建物で、
台風が来るたびに畳を上げます。
毎月3日には、護摩を焚いて祈祷をします

冬場にはここから朝日が昇るのが見えます。

毘沙門像 びしゃもんぞう

こちらが毘沙門さんです。
さすがに強そうで恐そうな雰囲気を漂わせています。

毘沙門さんは、四天王では多聞天で、また七福神のひとつにも数えられている、おなじみの神さまですね。
北方を守護するということで、ここにまつられることになったのでしょうか。ここは境内の北方にあたります。

また、武神ということで、勝負の神さまとして、合格祈願にお参りに来られる方が多いです。
競輪の選手さんなんかも、ときどきみえます。




大僧正が節分に護摩を焚いているところ

三重塔模型 さんじゅうのとうもけい

毘沙門堂はもともと三重塔として計画されました。江戸時代の文政年間のことです。いまから200年ほど前ですね。

しかし資金もなかなか集まらず、そうしているうちに幕末の混乱と明治維新。

結局塔にはならずに、一層だけの建物になりました。

いまはこの完成模型に、当時の名残を残すのみです。

このお堂の地下には。石に真言を書いた経石が埋められています。



境内探訪Topへ戻る